
杉山
元々どういったことでお悩みでしたか?
Y.Y様
ある日、自分の足を見た時に、形がいつもと違う、これは外反母趾ではないかと思って、これは今のうちに病院に行かなければいけないと思って、整形外科に慌てて行きました。
杉山
整形外科ではどのような診断でしたか?
Y.Y様
写真を撮られて、「やはり外反母趾ですね」と。そして、このサポーターを、寝る時以外ずっと着けていてくださいって言われて、こちらのここの部分(指の付け根)ですね、ここをぎゅっと締める形で着けました。着けて何となく痛いかなと思ったけど、着けなさいと言われたので、我慢して着けていました。でも、2日たって、すごく痛くなって外しました。
杉山
どこが痛くなりましたか?
Y.Y様
痛くて歩けないというか、指の付け根が痛くて強く着地できなくなって、びっこをするような形になってしまったんです。これはまずいと思って。外せば治るかなと思ったんですけど、しばらくたっても治らず。で、もうこれはまずいと思って、こちらのここしあ整体院に行き着きました。
杉山
当院では歩き方指導などを外反母趾に対して行なって居ますが、こちらはどうやって見つけたんですか?
Y.Y様
ネットです。いろんな症例が、こういう形がこうなりました、これだけ改善されましたっていうのを見て、いいかなと思って、御殿場なら通えるかなと思って参りました。
杉山
最初は半信半疑とおっしゃっていましたね。
Y.Y様
そうです。先生のお話が、今までの整形外科の先生とかネットで調べたものと真逆だったので。どの方もみんな指の付け根を締めろと。ここを締めると確かに一瞬、指が内側に向いていたものが広がるんですよ、確かに。なので、ああ、そうなのかと思って、それを信じていたんですが、こちらではそれはいけないという話だったので、本当?と思ったんです。
杉山
インターネットではいろんな情報が出ていますけど、他に何か取り組んだことはありましたか?
Y.Y様
何となく、足全体の指を広げると楽になる気がして。広げる形のスポンジみたいなのがありますよね。それを買ってはめてみたりはしたんですけど、あんまり変わらなかったです。
杉山
それもやらないほうがいいですよという(笑)
Y.Y様
そう、やらないほうがいいって言われたので、捨てました。
杉山
だいぶネットの情報と私が指導するものが真逆だったということですね。
Y.Y様
はい。
杉山
実際、こちらで指導した歩き方を取り組んでみてどうでしたか?
Y.Y様
初めはやはり教えられた歩き方……いや、立ち方すると痛みが軽減するので、確かになと思いました。歩き方は自分で歩いていて何か変と思って、鏡とかに映してみても、何かこれは変、大丈夫かな?と思ったんですけど、やっているうちにだいぶ自然になりました。
杉山
外反母趾自体はどうですか?
Y.Y様
自分で見た限りでは、見た目にはあんまり分からないんですけど、写真に撮っていただくと確実に良くなっているので、びっくりしました。
杉山
もう正常値に収まっていましたね。
Y.Y様
はい。
杉山
ただ外反母趾以外に、サポーターで締めちゃったので、ここの骨(第2楔状骨)が、多分ぎゅうぎゅうに締めていたんだと思うんですけど、浮いちゃっていたんですね。その辺も調整しないと、歩き方だけでは、ちょっと痛みはなくならなかったんですよね?
Y.Y様
はい。
杉山
途中で見つかって良かったです。
Y.Y様
良かったです。
杉山
現在お仕事の時とかに痛みはない状況ですか?
Y.Y様
ないです。
杉山
良かったです。
Y.Y様
はい。ありがとうございました。
杉山
最後に、外反母趾で悩んでいる方に、何かアドバイスとか気付いたこととかあればお願いします。
Y.Y様
ここ以外にも、ヨガとかピラティスとか色々行ってるんですが、それら全ての先生が同じように、足の指を使えるように鍛えろと指導されます。
杉山
指を動かすトレーニングですね。
Y.Y様
指を動かすトレーニングをしろとか、広げるように、時々手の指を入れてぐるぐる回せとか、いろんなことを言われるんですけど、みんなそういうことを言って、ここがよく動くようにしましょうって言われるんですけど、ここでは違うって仰っていたので、それはどうやら違う話みたいなので。外反母趾になっている方や、もう崩れちゃってる方は、それはやらないほうがいいそうです。
杉山
ありがとうございます。じゃあ今後は正しい知識を得て、歩き方とかを継続してください。
Y.Y様
さらに改善したいと思います。
杉山
頑張ってください。
Y.Y様
はい。
杉山
どうもありがとうございました。
Y.Y様
ありがとうございました。